2019年4月30日火曜日

Fuji F-90 zeroF

Fuji  F-90 

半世紀前?クロサワ楽器のFUJIブランド、松本工場製品です。F 90です。ゼロフレットです。ヘッド角のダメージが激しくて、1年半年かかりましたが、素晴らしい外観と音に仕上がりました。この飴色のトップとサイド&バックから奏でるサスティーンは、手元の1968年製ヤマハの赤ラベル、FG-150以上です。素晴らしいですね。当時の職人さんの作品です。Xブレージングではありません。このレベルでは骨董品です。ヘッドの浮き出しのロゴの作り込みが秀逸です。
下の画像のように、ライニングのない構造です。ヴァイオリンと同じですね。すごいです。


2019年4月23日火曜日

YAMAHA FG-202D


YAMAHA FG-202D

ヤマハのベージュラベル、FG-202Dです。クルーソンタイプのチューニングマシンです。カバーはクローバー型。Dモデルは、ロッドはサウンドホール側(内側上)にあります。マーティンと同じ5mm六角レンチ仕様です。この辺は、パイプレンチを使わないため、非常にいいですね。
200番のDモデルにふさわしい、アタック感のある素晴らしいサスティーンの箱鳴りがします。他のモデル同様に40年前後経過して奏でる音には、今の新品の高級アコーステックギターもはっきり言って負けます。チューニングマシンは、1:15ギア比で、台座が歪んでいたり、支柱がゆるゆるだとガタつきがおきて、音がこもります。したがって、すべて分解して防錆してしっかりと付け直します。今となっては、高級材のマホガニーの木材の質感にはヤマハのこだわりと、日本の当時のもの作りの職人さんの熱意を感じます。美しい飴色に染まった色目のエゾマツトップです。サイド&バックは、マホガニーですが、色目としては明るめです。152や151のマホガニーとは少し違います。ネックに、白濁が残っています。年式は不明です。
Japanese is great.

Top:YezoSpruce
Side&Back:Mahogany
Fingerboard & Bridge:?
Neck:?



2019年4月21日日曜日

YAMAHA FG-151B ’78

YAMAHA FG-151B ’78

1978年製のヤマハのスタンダードモデルのFG−151Bです。オレンジラベルのエントリー版151のBタイプです。ドレッドノートスタイルで、素晴らしいのびやかなサスティーンの箱鳴りがします。他のモデル同様に41年以上を経過して奏でる音には、今の新品の高級アコーステックギターも負けます。FG-152やFG-152Bがフォークタイプなら、これはドレッドノート。音量があります。チューニングマシンは、1:15ギア比のクルーソンタイプで、台座が歪んでいるとガタつきが起きて、音がこもります。ですので、いつも通りにすべて分解して防サビしてしっかりと付け直します。今となっては、高級材のマホガニーの木材の質感には、ヤマハのこだわりと日本の当時のもの作りの職人さんの熱意を感じます。ネックは太め。逆にグリップ感があるかも?Bのつくタイプは、エンドピンとブリッジピンが黒の点なしです。またブリッジピン穴からサドルへの距離が違います。
アタック感が強いです。Japanese is great.

Top:YezoSpruce
Side&Back:African Mahogany
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato


2019年4月8日月曜日

YAMAHA FG-301 '78

YAMAHA FG-301 '78

FG-301は、1976年頃から1970年代末まで発売されていました。FG-401と同じくらい、伸びやかなサスティーンで、粒立ちの箱鳴りがします。美しい透明感のあるえぞ松のトップとダイナミックな木目のパリサンドルのサイド&3ピースバックです。チューニングマシンは、シルバーメッキです。ヤマハロトマチックTM30です。ブリッジピン導出に、スリットを深く入れましたのでサスティーンはさらに向上しています。FGのドレッドノートタイプの最高傑作のひとつです。弦は、マーティンのM4100フォスファーブロンズで、ばっちりです。
Top:Yezo Spruce
Side&Back:Palisander
Fingerboard & Bridge:Palisander?

Neck:Nato



新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato