2018年9月11日火曜日

Morris F-20

Morris F-20

  '70年中期?のミドルクラスのモデルです。スプルーストップのサイドバックはローズウッドです。同じ時期のものでは、ヤマハの倍の時間と手間がかかります。チューニングマシンのボタン(つまみ)のガタつきを直さないと、音がこもります。サドルは、SCUD(スカッド)製品の新品に換装して、作り直し。音が、なかなか思い通りにいかず、ナットに糸巻きのストリングホール方向へ角度をつけてスリットを入れます。モーリスは、これをしないとサスティーンが復活しないのです。私の独創(アイディア)ですが。釣鐘型のデザインの金属製のロッドカバーがいかにもヴィンテージらしくていいデザインです。
Top:Spruce
Side&Back:Rosewood
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato


YAMAHA FG-120F

YAMAHA  FG-120F

1974年製のYAMAHAの黒ラベルのエントリー版ですが、特徴として、他のモデルにない金属製の3連ペグと非常に軽量ながら、その音量とサスティーンには、驚きます。ブラックラベルです。この時期のブラックラベルの音質の特徴は、グリーンラベルが中高音よりならば、ブラックは豊かでタイトな低音域をしっかと鳴らし、粒立ちの良さは抜群です。ほとんどまともな状態の個体はないため、Junkのページに記載しましたように、これを一からリペアするためには「覚悟」が必要です。そして、最終的には、納得の」レベルまで仕上げました。エントリーモデルながら、現在の高級ギターの負けない響きがします。
Top:YezoSpruce
Side&Back:Kalantas
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Nato


新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato