2020年5月27日水曜日

YAMAHA FG-130 ’73?






YAMAHA FG-130 ’73?

1970年代の初期のグリーンラベル。1972〜1974年までの生産台数の少ないモデルながら、その抜群の音質の人気は高く、個人的な意見として「モンスター」。すでに、ブリッジピン穴からの弦の導出スリットが入っており、その辺も音の伸びやかさに影響されていたと推察。しかし、ピンの穴径が甘く、ピンが浮き上がり、テーパーリーマーで処理して、ピンをしっかり押し込み、弦のボールエンドを固定すればさらにサスティーンが得られます。
赤ラベルよりも、ヤマハらしい明るいハリのあるサウンドを実感できるモデルかもしれない?ロングサドルなので、調整の難しさは群を抜いています。ナットの溝形成は甘いため、非常に難しい。弦浮きか、あるいはローでフレット棒へのあたり(ビビり)が出ます。
いつもながら、飴色のトップ。ヴィンテージ感があり、メロメロなのです。

Top:YezoSpruce
Side&Back:Sapere
Fingerboard & Bridge:Saper
Neck:Nato





2020年4月26日日曜日

YAMAHA FG-202B ’79?

YAMAHA FG-202B ’79?

1979年製のヤマハのスタンダードモデルのFG−202Bです。オレンジラベルのフォークススタイルで、立ち上がりのいいアタック感のある箱鳴りがします。他のモデル同様に41年以上を経過して奏でる音には、今の新品の高級アコーステックギターも負けます。チューニングマシンは、1:15ギア比のクルーソンタイプで、台座が歪んでいるとガタつきが起きて、音がこもります。ですので、いつも通りにすべて分解して防サビしてしっかりと付け直します。サイド&バックはサペリです。木目がマホガニーに似ていますが、音は固めです。エンドピンとブリッジピンが白の点付きです。またブリッジピン穴からサドルへの距離が違います。
Japanese is great.

Top:YezoSpruce
Side&Back:Sapelli.
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato


YAMAHA FG-252B '78

YAMAHA FG-252B '78

FG-252Bは、1970年末から1980年代初期まで発売されていました。Fアタック感のある箱鳴りで粒立ちのある音色です。サイドバックのパリサンドルが、ハカランダを彷彿させて素晴らしい!
チューニングマシンは、ヤマハのクルーソン型です。ブリッジピン穴からの弦導出のサドルへの距離が短いのが特徴です。Bは、皆同じですね。ブリッジピン導出に、スリットを深く入れましたのでサスティーンはさらに向上しています。FGのフォークタイプのミドルクラスの傑作のひとつです。弦は、マーティンのM140ブロンズです。

Top:Yezo Spruce
Side&Back:Palisander
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Nato








2019年11月5日火曜日

Fuji F150

Fuji F150

今後、市場には出てこないと思われるモデルです。ブランドは、Fujiですが、発売元は「クロサワ楽器」です(ラベル表記)。内部構造は、Xブレージングです。
ネックは、太めのラウンドネックです。材質は不明です。
枯れた哀愁漂う鈴鳴りがします。


Top:Spruce?
Side&Back:?
Fingerboard & Bridge:?
Neck:?

2019年9月30日月曜日

Folks F112

Folks F112

今後、市場には出てこないと思われるモデルです。1971.5.24製です。ブランドは、Folkですが、発売元は「ヤマキ」と思われます。内部構造は、Xブレージングではありません。
ネックは、細めのかまぼこ型で、ゼロフレットです。ドットポジションマーク。
ブリッジが浮き上がっており、補修しました。
枯れた哀愁漂う鈴鳴りがします。


Top:Spruce?
Side&Back:?
Fingerboard & Bridge:?
Neck:?

2019年9月5日木曜日

YAMAHA FG-302C

YAMAHA FG-302C

市場に数年に1本か、あるいはほとんど出てこないモデルです。1980年初期製です。サイドバックがウォルナット?ですが、音質はマホガニーに近いかもしれません。輪郭のあるアタック感のある音質です。サウンドホールのインレイといい、出来栄えのいいモデルで、弾きやすさは抜群です。ネックは、302Dと同じくヤマハにしては細めです。

Top:Spruce
Side&Back:Walnut?
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Nato?




2019年7月29日月曜日

YAMAHA FG-202 '78

YAMAHA FG-202  '78

FG-202は、1970年中頃から末期まで発売されていました。サイドバックがウォルナットですが、音質はパリサンドルに近いかもしれません。輪郭のあるアタック感のある音質です。低音部分も鳴ります。出来栄えのいいモデルで、弾きやすさは抜群です。飴色のトップ、飴色のバインディングが素晴らしい。

Top:Spruce
Side&Back:Walnut
Fingerboard & Bridge:Palisander
Neck:Nato


新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato