2019年3月31日日曜日

YAMAHA FG-122 ’76

YAMAHA FG-122 ’76

1976年製のヤマハのオレンジラベル、FG-122です。オープンギアチューニングマシンです。
エントリー版ながら、素晴らしいサスティーンの箱鳴りがします。他のモデル同様に40年以上経過して奏でる音には、今の新品の高級アコーステックギターもはっきり言って負けます。チューニングマシンは、1:15ギア比のクルーソンタイプで、台座が歪んでいたり、支柱がゆるゆるだとガタつきがおきて、音がこもります。したがって、すべて分解して防錆してしっかりと付け直します。今となっては、高級材のマホガニーの木材の質感にはヤマハのこだわりと、日本の当時のもの作りの職人さんの熱意を感じます。美しい透明感のある色目のエゾマツトップでトップ下に木材ののシミが見えます。ロッドカバーは樹脂製のヤマハマークの入ったブラックです。いい感じです。

Japanese is great.
Top:YezoSpruce
Side&Back:Mahogany
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato

2019年3月29日金曜日

YAMAHA FG-250F '74


YAMAHA FG-250F  '74

1974年製のYAMAHAの黒ラベルの上位モデルです。非常に軽量ながら、その音量とサスティーンには、驚きます。この時期のブラックラベルの音質の特徴は、率直に言いますと、赤ラベルより上です。タイトで豊かな低音ときらびやかな高音には、FGシリーズでは、トップ級です。しかもこのフォークタイプでの箱鳴りは、他モデルを圧倒します。ネックの凹み埋め、ヘッドのダメージの修復を行ない、最終的には、納得のレベルまで仕上げました。現在の20-30万レベルの高級ギターの負けない響きがします。(個人的な見解ですが)

Top:YezoSpruce
Side&Back:Mahogany?
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Mahogany?




2019年3月23日土曜日

SADA.YAIRI


SADA.YAIRI

敬愛する友人の1970年代と思われるSADA.YAIRI。「西ドイツ・シャーラー製のロトマチック(Made in West Germany)」チューニングマシンです。トップの虎杢が見えるスプルース、サイド&バックは明らかにローズウッドの木材といい、すべてにおいて素晴らしい。シンプルなドットのポジションマーク、ネックとヘッドの付け根のV型のデザインもハンドメイドならではです。また、この個体はロッドがなく、このギターにおいて、ヤイリの自信とプライドを感じます。ネックのカポ痕を入念に補修して、全体をなんども磨き込み、マシンは分解して錆を落として光にかざしながらピカピカにしました。サドルもオリジナルを加工しました。新弦は、マーティンフォスファーブロンズ4100です。相性が最高です。ネックは色目から、マホガニーかもしれません。撮影したすべての画像をUPします。

Top:Spruce?
Side&;Back:Rose Wood?
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Mahogany?



新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato