2019年1月20日日曜日

Morris FD-13

Morris FD-13

  '72年?の初期型モデルです。スプルーストップのサイドバックはローズウッドかトーグです。同じ時期のものでは、ヤマハの倍の時間と手間がかかります。胴厚が11cmで、Dのつかないモデルよりも音量があります。何よりも興味深いのは、モデルナンバー。Dの位置が、Fの後についています。F−18Dなどは前回の投稿でわかりますが、Fの後にDつきます。チューニングマシンのボタン(つまみ)のガタつきを直さないと、音がこもります。サドルは、SCUD(スカッド)製品の新品に換装して、作り直し。ルーターでナットに糸巻きのストリングホール方向へ角度をつけてスリットを入れます。モーリスは、これをしないとサスティーンが復活しないのです。私の独創(アイディア)ですが。ロッドはヘッド側の5mm六角レンチ仕様です。ロッドカバーは金属製の釣鐘型デザインです。
Top:Spruce
Side&Back:Rosewood
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato

2019年1月1日火曜日

YAMAHA FG-402 1976

YAMAHA FG-402 1976

1976年製のヤマハのフラッグシップモデルのFG−402です。オレンジラベルの頂点とも言える存在で、その音質は素晴らしい。のびやかなサスティーンの箱鳴りは、コーラルローズ独特の甘い音色の表現がイメージとなります。43年以上経過して奏でる音には、今の新品のアコーステックギターも負けます。チューニングマシンは、ヤマハロトマティックTM30?です。金メッキのもので、裏側にはYAMAHAの刻印。今となっては高級材のコーラルローズの3ピースの木材は、ダイナミックな木目とトラ杢が散見されます。合板ながら、ヤマハが世界に誇る当時の傑作です。
Top:YezoSpruce
Side&Back:Coral Rosewood
Fingerboard & Bridge:
Palisander
Neck:African Mahogany

新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato