2018年8月24日金曜日

YAMAHA FG-130 ’72

YAMAHA FG-130 ’72

1970年代の初期のグリーンラベル。1972-1974年までの生産台数の少ないモデルながら、その抜群の音質の人気は高く、いわゆる「隠れ名器」と目される。すでに、ブリッジからの弦の導出スリットが入っており、その辺も音の伸びやかさに影響されていたと推察。しかし、ピンの径が甘く、ピンが浮き上がり、テーパーリーマーで処理して、ピンをしっかり押し込み弦のボールエンドを固定すればさらにサスティーンが得られる。
赤ラベルよりも、ヤマハらしい明るいハリのあるサウンドを実感できるモデルかもしれない?ロングサドルなので、調整の難しさは群を抜いている。ナットの溝形成は甘いため、非常に難しい。弦浮きか、あるいはローでフレット棒へのあたり(ビビり)が出てくる。
いつもながら、飴色のトップには鳥肌が立つ。手持ちの赤ラベル150の1968年と同じくらいヴィンテージ感があり、メロメロなのです。
Top:YezoSpruce
Side&Back:Sapere
Fingerboard & Bridge:Saper
Neck:Nato





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  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato