2018年9月27日木曜日

Morris F-25

Morris F-25

  '70年中期?の上位クラスのモデルです。スプルーストップのサイドバックはローズウッドです。同じ時期のものでは、ヤマハの倍の時間と手間がかかります。チューニングマシンのボタン(つまみ)のガタつきを直さないと、音がこもります。サドルは、SCUD(スカッド)製品の新品に換装して、作り直し。ルーターでナットに糸巻きのストリングホール方向へ角度をつけてスリットを入れます。モーリスは、これをしないとサスティーンが復活しないのです。私の独創(アイディア)ですが。ロッドはサウンドホール内側にあります。5mm六角レンチ仕様です。。
Top:Spruce
Side&Back:Rosewood
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato


2018年9月15日土曜日

YAMAHA FG-152B


YAMAHA FG-152B

1970年代のヤマハのスタンダードモデルの152Bです。オレンジラベルのエントリー版とも言えますが、甘くみてはいけません。これは、素晴らしいサスティーンの箱鳴りがします。他のモデル同様に40年以上経過して奏でる音には、今の新品の10万円クラスのアコーステックギターも負けます。チューニングマシンは、1:15ギア比のクルーソンタイプで、台座が歪んでいるとガタつきや音がこもります。したがって、すべて分解して防錆してしっかりと付け直します。今となっては、高級材のマホガニーの木材の質感にはヤマハのこだわりと日本の当時のもの作りの職人さんの熱意を感じます。
Bのつくモデルは、ブリッジピン穴からサドルへの距離が短く、アタック感があります。
Japanese is great.
Top:YezoSpruce
Side&Back:Sapere
Fingerboard & Bridge:Mahogany
Neck:Nato

2018年9月14日金曜日

YAMAHA FG-201


YAMAHA FG-201

このヤマハFG−201も、素晴らしいです。サイド&バックが、Walnutです。音質としては、張りのあるタイトな感じです。やはりヤマハのドレッドノートは、海外高級ブランドに匹敵する音量とサスティーンが持ち味ですね。材質がいいのと40年ほど経過した時間が奏でる音にはすごいの一言です。イエローカラーの美しいエゾ松の虎杢が散見されます。
This Yamaha FG - 201 is also wonderful. Side & back is Walnut. As a sound quality, it is tight feeling. Yamaha's dreadnought style has a volume and sustain comparable to overseas luxury brands. It is an amazing for the material that is good and the sound that plays for about 40 years old. There are scattered tiger heather of beautiful yellow pears.
Top:YezoSpruce
Side&Back:walnut
Fingerboard & Bridge:Palisander
Neck:Nato





2018年9月11日火曜日

Morris F-20

Morris F-20

  '70年中期?のミドルクラスのモデルです。スプルーストップのサイドバックはローズウッドです。同じ時期のものでは、ヤマハの倍の時間と手間がかかります。チューニングマシンのボタン(つまみ)のガタつきを直さないと、音がこもります。サドルは、SCUD(スカッド)製品の新品に換装して、作り直し。音が、なかなか思い通りにいかず、ナットに糸巻きのストリングホール方向へ角度をつけてスリットを入れます。モーリスは、これをしないとサスティーンが復活しないのです。私の独創(アイディア)ですが。釣鐘型のデザインの金属製のロッドカバーがいかにもヴィンテージらしくていいデザインです。
Top:Spruce
Side&Back:Rosewood
Fingerboard & Bridge:?
Neck:Nato


YAMAHA FG-120F

YAMAHA  FG-120F

1974年製のYAMAHAの黒ラベルのエントリー版ですが、特徴として、他のモデルにない金属製の3連ペグと非常に軽量ながら、その音量とサスティーンには、驚きます。ブラックラベルです。この時期のブラックラベルの音質の特徴は、グリーンラベルが中高音よりならば、ブラックは豊かでタイトな低音域をしっかと鳴らし、粒立ちの良さは抜群です。ほとんどまともな状態の個体はないため、Junkのページに記載しましたように、これを一からリペアするためには「覚悟」が必要です。そして、最終的には、納得の」レベルまで仕上げました。エントリーモデルながら、現在の高級ギターの負けない響きがします。
Top:YezoSpruce
Side&Back:Kalantas
Fingerboard & Bridge:Palisander?
Neck:Nato


新着情報

  YAMAHA FG-402 Top:Ezo Spruce Sid&Back:Coral Rosewood Neck:Nato